5月18日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第9回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・上沢直之投手は3回表、無死1、2塁のピンチを招くも好守備で切り抜ける。以降は4回から3イニングを3者凡退。打線は4回まで1安打と苦戦するも、5回裏に秋広優人選手の二塁打と捕逸で1死3塁とし、山川穂高選手の犠飛で先制に成功した。

　上沢投手は8回で降板したものの、9回表にオスナ投手が辰己涼介選手に同点打を浴びる。9回裏は得点圏に走者を進めるも無得点に終わり、試合は延長戦へ。

　10回表を松本裕樹投手、11回表を杉山一樹投手、12回表を藤井皓哉投手が抑え、迎えた12回裏。四死球で1死満塁の好機を得ると、牧原大成選手の適時打が生まれ、2対1でサヨナラ勝ちとなった。先発・上沢投手は8回2安打1四球3奪三振無失点。連勝でカード勝ち越しを決めた。

　敗れた東北楽天の先発・ヤフーレ投手は7回3安打無四死球2奪三振1失点の好投。打線は9回表に同点に追い付く粘りを見せるも、あと一打が出ず。延長12回までもつれ込んだが、惜敗となった。

　 １２３４５６７８９101112　 計
楽 ００００００００１０００　 １
ソ ００００１００００００１Ｘ ２

楽 ヤフーレ-西口直人-鈴木翔天-加治屋蓮-藤平尚真-●今野龍太-西垣雅矢
ソ 上沢直之-オスナ-松本裕樹-杉山一樹-○藤井皓哉

文・根本葵

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