
◆パ・リーグ オリックス6-1ロッテ(21日・京セラドーム大阪)
オリックス・宮城が「一番の栄養」とする白星をつかんだ。「こういう投球ができれば勝てるというのを、また改めて感じています」。高卒1年目の20年からオール先発で迎えた節目の登板100試合目。8回1失点で4月13日以来となる3勝目に、喜びをかみ締めた。
小1から軟式で投手だった。変化球は禁止。先発の宮城少年は、直球とスローボールだけで強弱をつけるようにしていた。「野球がうまくなりたい」と考え、工夫をしたのは当時から。6回は藤原に右越えソロを許し、「僕が首を振ってスライダーを投げた。次に生きる球としなければいけない」と宿題も持ち帰った。
チームは3連勝で5月初のカード勝ち越し。ロッテには04年4~5月以来の7連勝で、宮城も対ロッテの連敗を4で止めた。8回まで投げるのは今季すでに5回目だが、「その時に向けて準備したい」と、初完投も時間の問題。再加速に手応えを深めた。(長田 亨)
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