
「台湾の至宝」と称される20歳の最速157キロ右腕、日本ハムの孫易磊(スン・イーレイ)投手が22日、支配下登録された。背番号は「96」。この日の試合前にエスコンで会見が行われ、新庄監督と登壇した。20日の練習中に支配下昇格が伝えられ、「最初は緊張したけど、うれしかった」と笑顔を見せた。新庄監督は「将来的には15勝を狙える投手。グーリンと最多勝争いをしてほしい」と同じ台湾出身の古林睿煬とのタイトル争いを期待した。
この日のソフトバンク戦(エスコン)の先発は古林睿煬で指揮官は「グーリンが8回を投げて、イーレイが9回を抑えて、ウィニングボールをご両親に渡してほしい」と思い描いた。その後、「ただ、グーリンがノーヒットノーランをしていた場合だけは、イーレイには明日投げてもらう」と付け加えた。
23年11月に育成契約を結び、今季はイースタン・リーグで7試合に登板し、2勝、防御率1・35と結果を出しての昇格。「いつでも、どんな状態でもストレートが投げられる。ストレートの質に自信がある」と自身の長所をあげた。
関連ニュース
・【日本ハム】北山亘基が今季3勝目…封印していた「サイコーキ」を解禁
・【日本ハム】郡司裕也「亀井怒りのホームランみたいな気持ちでいこう」から「冷静に郡司勝負だろ」今季2度目劇打の舞台裏
・【日本ハム】北山亘基が9回4安打1失点10奪三振で完投勝利 新庄剛志監督「すごいよね。よかった」
・【日本ハム】新庄監督「今チームでナンバーワンのバッティング」試合前フリー打撃13発の山崎を絶賛
・【日本ハム】伏見寅威が先制2点打「山田コーチから『お前は満塁男だ』と言われてその気に」今季満塁で3の3