◇北海道日本ハム対千葉ロッテ 第9回戦(31日・エスコンフィールド)
千葉ロッテの西野勇士投手が、5.1回92球5安打1四球3奪三振1失点と好投した。
1回裏は連打と四球で2死満塁のピンチを招くも、石井一成選手を1球で打ち取り、無失点でしのぐ。しかし2回裏、2死から五十幡亮汰選手の安打を浴び、続く郡司裕也選手の適時二塁打で先制を許した。3回裏は先頭・レイエス選手に安打を許したが、後続を3人で断ち、追加点は与えない。
4回裏には、この試合で初めて相手打線を3者凡退に抑え、5回表の逆転劇を呼び込んだ。その裏は、1番から始まる攻撃を再び3者凡退に仕留め、相手に流れを渡さず。6回表、先頭の万波中正選手を打ち取ったところで、2番手・坂本光士郎投手に交代した。
9回裏に味方がサヨナラ打を浴びたため今季初勝利とはならなかったが、試合をつくる投球を披露した。
◇西野投手 コメント
「初回、2回とピンチがありましたが、最少失点でなんとかゲームをつくることはできたかなと思います。あとはチームが勝てるように応援します」
文・丹羽里歩子
今季初勝利とはならずも…… 西野勇士が5.1回1失点
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2025.5.31(土) 17:19
