4月29日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第3回戦は、2対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発・伊藤大海投手は、初回を3者凡退に仕留める立ち上がり。2回裏に山川穂高選手の5号ソロを許すも、3回から3イニング連続で3者凡退とするなど、6回までを3安打に抑える快投を披露する。

　すると打線は7回表、万波中正選手の二塁打と四球で1死1、2塁の好機を迎えると、代打・吉田賢吾選手が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。8回のマウンドに上がった伊藤投手は、2者連続三振を奪うなど、安定した投球を続ける。直後の9回表は2死2塁とするも、得点につなげることはできず、試合は延長戦へ。

　10回表、先頭の水野達稀選手が相手投手・杉山一樹投手の投じた初球をライトスタンドへ運び、2号ソロで勝ち越しに成功。10回裏は田中正義投手が締め、2対1で試合は終了した。勝利した北海道日本ハムは、先発の伊藤投手が9回130球5安打無四死球9奪三振1失点で3勝目をマークし、カード初戦を制した。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発のモイネロ投手が7回97球4安打3四球7奪三振1失点の内容。山川選手の5号ソロで先制するも、追加点が遠かった。

　 １２３４５６７８９10 計
日 ００００００１００１ ２
ソ ０１００００００００ １

日 ○伊藤大海-S田中正義
ソ モイネロ-松本裕樹‐オスナ‐●杉山一樹

文・薗田陽和

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