5月11日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第8回戦は、7対1で福岡ソフトバンクが快勝。
福岡ソフトバンク打線は2回表、1死から牧原大成選手が安打で出塁すると、続く嶺井博希選手が先制の2号2ランを放つ。2対1で迎えた4回表には、柳町達選手、牧原選手の連打で無死1、2塁とし、嶺井選手の3号3ランで点差は4点に広がった。さらに8回表、中村晃選手が安打、柳町達選手が四球で出塁すると、1死1、2塁から嶺井選手の2点適時二塁打が生まれ、スコアは7対1に。
先発の上沢直之投手は、援護を受けた直後の2回裏、先頭・杉本裕太郎選手の二塁打を皮切りに1死3塁とされると、内野ゴロの間に1点を失った。それでも以降は、3者凡退のイニングを4度つくるなど、相手打線を2安打に抑え、8回96球4安打無四死球5奪三振1失点で降板。9回裏は、杉山一樹投手が締め試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、上沢投手が今季ビジター初勝利。嶺井選手は自身初の2打席連続弾を含む3安打、全7打点を記録した。
一方のオリックスは、先発・田嶋大樹投手が6回93球9安打無四死球5奪三振5失点と試合をつくれず。打線も3回以降は散発3安打に終わり、得点できなかった。なお、西川龍馬選手と若月健矢選手は2安打をマークしている。
123456789 計
ソ 020300020 7
オ 010000000 1
ソ ○上沢直之-杉山一樹
オ ●田嶋大樹-山崎颯一郎-本田圭佑-阿部翔太
文・西嶋葵
上沢直之が8回1失点で今季ビジター初勝利 嶺井博希は2HR含む全7打点
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2025.5.11(日) 15:53
