6月11日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、0対4でオリックスが敗戦した。

　オリックスの先発・田嶋大樹投手は初回、2回表と味方の好守もあり、相手打線を3者凡退に抑える。しかし3回表、先頭の松尾汐恩選手に四球を与え、続く山本祐大選手の適時二塁打で先制を許した。それでも4回以降は立て直し、2イニング連続で3者凡退に抑えるなど、7回まで無失点投球。8回表、2死2塁となってマウンドを降りた。

　2番手で登板した山岡泰輔投手だったが、桑原将志選手の適時三塁打で追加点を許す。9回表は、岩嵜翔投手が四球と安打で1死1、2塁のピンチを招き、2死から宮崎敏郎選手の2点適時二塁打で2点を失った。

　一方の打線は2回裏1死から、杉本裕太郎選手の二塁打と敵失などで2死1、3塁の好機を演出するも、後続が倒れ得点には至らず。4回裏と5回裏はいずれも先頭打者が出塁したが、得点に結びつけられなかった。以降もチャンスをつくれず、4点ビハインドの9回裏は、先頭・森友哉選手の安打と紅林弘太郎選手の四球などで1死1、3塁と得点圏に走者を進めたが、最後は廣岡大志選手が併殺打に打ち取られ、0対4で試合終了。

　敗れたオリックスは、先発・田嶋大投手が7.2回99球3安打2四球5奪三振2失点の好投を披露したが、打線が援護できず3敗目。森選手は2安打と一人気を吐いた。

　 １２３４５６７８９ 計
デ ００１００００１２ ４
オ ０００００００００ ０

デ ○ジャクソン-伊勢大夢-ウィック
オ ●田嶋大樹-山岡泰輔-岩嵜翔

文・丹羽里歩子

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